阪神森下翔太外野手(23)が8日、虎の新人では17年大山以来6年ぶりのCSアーチに気合をにじませた。9日開幕のみやざきフェニックス・リーグに向け、1軍メンバー22人で空路移動。岡田監督から短期決戦でも「3番右翼」として期待される若武者が、南国の地から短期決戦の歴史を塗り替えにかかる。
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森下が秋、阪神ドラフト1位の先輩でもある大山の背中を追う。虎の新人がCSでアーチをかければ、17年大山以来6年ぶり-。そんな話題を振られると、頼もしく腕ぶした。
「打てたら良いかなと思います。短期決戦で打てる選手が将来的にも活躍できる器を持った選手だと思う。ルーキーとか関係なくガツガツやっていきたい」
大山はルーキーイヤーの17年10月15日、DeNAとのCSファーストステージ第2戦で今永から左越えソロを放つなど、4安打3打点と大暴れしている。同じく1年目から主砲の1人となった後輩も、負けじと1発をかましたいところだ。
短期決戦の極意は中大時代の東都リーグで心得ている。「初戦、先制点、先手を取ることが大切になる」と目をギラつかせる。岡田監督からCSファイナルステージでも「3番右翼」として期待される背番号1。プロ1号が決勝弾だったように、ポストシーズンでも勝負どころでの一打にこだわる。
この日は甲子園で全体練習に参加した。フリー打撃で痛烈な打球を飛ばした後、9日開幕のフェニックスリーグに向けて空路で宮崎に移動した。指揮官は「バッティング見とっても全然大丈夫やから。今の感覚的には」と信頼して送り出されて、意気に感じないわけがない。
南国の地でも1打席も無駄にするつもりはない。「対応力を持っていきたい。状態は悪くない。自分のスイングをするだけで結果は出ると思う」。持ち味のフルスイングに磨きをかけてから甲子園に戻る。【三宅ひとみ】



