フェニックスリーグに参加中の西武羽田慎之介投手(19)が9日、宮崎・南郷でブルペン投球を行った。

今季は左肩痛の影響でイースタン・リーグ後半戦は登板を控えていたものの、すでに実戦復帰。プロ2年目にして最速155キロをマークするなど、大型左腕への球団の期待は大きく、松井稼頭央監督(47)も途中の故障がなければ今季中の1軍先発を検討していたほどだった。

現在は患部への今後の影響も考えつつ、より利にかなったフォームを追求している。「また新しい課題が出てきて、いっぱいいっぱいです」と言いながらも、球威あふれる直球に多くの視線を集めていた。この日の試合が雨天中止となり、再編される可能性もあるが、今リーグでも先発マウンドを任される見込みだ。

なおブルペン投球の途中には、実戦から約5カ月間離れている山川穂高内野手(31)が現れ「羽田、何球か見させて!」と球筋確認で打席に。羽田は「当てないように、でした」と笑っていた。【金子真仁】

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