オリックスの東晃平投手(23)がCS初先発で5回無失点と好投した。

初回、1死から安打と四球で一、二塁としたが、ポランコを遊飛。安田を左飛と好調の2人を抑えて無失点発進した。すると2回は三者連続空振り三振。0-0の5回には1死二、三塁と再びピンチを背負ったが、左翼の杉本裕太郎外野手(32)がダイビングキャッチを見せるなど、守備にも助けられて無失点で5回を投げきりマウンドを降りた。

「初回は少し力みなどもあって、思ったような投球ができていなかったんですが、2回以降はしっかりと落ち着いて投げていくことができたと思います。ラオウさんのファインプレーもそうですし、野手の皆さんの守備に助けてもらいながら、なんとか0で抑えられたところは良かったです」と振り返った。

球団では育成出身の先発が勝利を挙げれば初めてだったが、味方の援護点がなく0-0での降板となった。それでも5回4安打4奪三振無失点。今季は球団初のデビューから負けなしの7連勝を記録するなど、負けない男がCSでも堂々とした投球を見せた。

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