DeNAは17日、ソフトバンク戦力外の森唯斗投手(31)、オリックス戦力外の中川颯投手(25)、巨人戦力外の堀岡隼人投手(25)を獲得したことを発表した。堀岡は育成選手での契約となる。

森は通算470試合に登板し、25勝27敗127セーブ、防御率2・94。18年にはセーブ王を獲得するなど豊富な実績を誇る。先発に転向した今季は6試合で2勝3敗、防御率4・60だったが、ウエスタン・リーグでは12試合で5勝5敗、防御率1・54と安定した。

育成だった中川颯は今季、ウエスタン・リーグで21試合に登板し、0勝1敗、防御率1・38。オリックス投手陣の層が厚く、支配下登録はならなかったが、右下手投げから安定した投球を披露した。

堀岡は通算18試合に登板し、0勝0敗、防御率8・41。今季は3試合に終わったが、イースタン・リーグでは43試合に登板し、5勝1敗、8セーブ、防御率1・87と好成績を残した。150キロを超える速球が武器の右腕で、潜在能力の高さは魅力。神奈川出身で、慣れ親しんだ地で才能が開花する可能性を秘める。

エース今永昇太投手(30)が、ポスティングシステムでのメジャー挑戦を表明。今季、23試合に先発した石田健大投手(30)が国内FA権を行使し、今季10勝を挙げたバウアーの去就も不透明な中、投手陣の補強に成功した。