日本製鉄瀬戸内がJR西日本に12安打を浴びせ4-2で初戦に快勝した。

日本生命は宮崎梅田学園に5-1で勝利。昨年都市対抗野球で優勝したトヨタ自動車は、日本新薬に1-3で敗れた。大会は4チームずつ4ブロックに分かれて総当たりでリーグ戦を行い、各1位が準決勝に進む。優勝チームは秋の日本選手権の出場権を獲得する。

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龍谷大平安OBの日本生命1番・松本渉(しょう、23=東洋大)が高校時代を過ごした京都で成長を披露した。

3回1死二塁、直球を右翼席に運ぶ先制2ラン。わかさスタジアム京都では自身初アーチとなった。50メートル5・7秒の快足が自慢のプロ志望。「何回も塁に出ることが求められる。出塁率、打率、盗塁の精度を上げたい」。試合には高校時代の恩師・原田英彦監督(63)も観戦に訪れた。