阪神が「甲子園の魔物」のいたずら? で逆転に成功した。

1点を追う7回2死一、二塁。大山悠輔内野手(29)が高々とフライを打ち上げた。

落下点は、そのままなら左翼の少し手前くらいかと思われた。阪神ファンは大きなため息。

だが、甲子園上空には特有の強風が舞っていた。遊撃長岡は早々に引いて、左翼サンタナに任せたが、飛球はどんどん本塁側に押し戻され、サンタナが全速力で前進しても届かず、遊撃後方にポトリと落ちた。

2死のため、2人の走者が一気に生還。風と運を味方につけて、この試合初めてリードを奪った。

【動画】浜風か、神風か 阪神大山悠輔がレフト前ぽとり適時打

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