広島新井貴浩監督(47)が、末包昇大外野手(27)を8日の阪神7回戦(甲子園)から1軍に今季初昇格させることを明言した。指揮官は「明日(甲子園に)来ます」と明かした。

末包は1月の合同自主トレ中に古傷でもあった左膝の内側半月板を損傷して離脱。3月下旬に実戦復帰していた。

代わって田村俊介外野手(20)の2軍降格が決定。3年目の今季は開幕スタメンを勝ち取るも、ここまで22試合の出場で打率1割8分2厘、0本塁打、2打点にとどまっていた。

新井監督は「タムも開幕してここまで、すごくいい経験をしていると思うんですよね。ただやっぱり他の選手も頑張っているので、なかなかスタメンで使ってあげられる機会というのが減ってきていたので」と説明。「彼はまだ若いこれからの選手なので、しっかり野球をやらせないとダメだなというのは結構前から思っていたので。そこは彼と話をして『これからなんだから、しっかり野球をしてきなさい』という風に言いました」と明かした。

【関連記事】広島ニュース一覧はこちら―>