日本ハムが今季91試合目で自力優勝の可能性が消滅し、ソフトバンクに優勝へのマジックナンバー「42」の点灯を許した。

2回に飛び出したオリックス森の右翼ポール際への先制4号ソロに、新庄剛志監督(52)はファウルではないかとリクエスト。確認出来る映像は1つしかなく、ファウルのように見えながらも判定は覆らず。手痛い失点となり、終わってみればベンチ入り野手全員を使い切る総力戦で今季7度目の引き分けに終わった。

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新庄監督は確信していた。「あの映像を確認したら完全にファウルで」。2回、森の右翼ポール際への大飛球。一塁塁審は右手を大きく回した。すぐさま指揮官はリクエスト。リプレー検証が始まった。

新庄監督 審判の方たちが判断して、際どかったらホームランでいいと僕は思ったんです。でも…。

結果は覆らなかった。

場内に流されたリプレー映像は「1個しかなかったわけでしょ」。今回は、いろんな角度からの映像で打球が右翼ポールを巻いたのか、巻いていないのか確認ができなかった。ただ、唯一の映像を見る限りは、ファウルのように見えるものだった。だから指揮官も確信していたが、手痛い失点となってしまった。

そのイニングが終わった後に、打球の行方が分かるポジションにいた捕手の田宮にも確認した。「もしかしたら巻いてるかもしれないって」。それだけ微妙な打球だったことは否めないが、後ろ髪は引かれる。

新庄監督 あの角度以外でも映像をつくらないといけないっていうのが正しいっちゃ正しい。一番ベストは、あの棒(ポール)を150メートルくらいにするのがベスト(笑い)。あれがなかったら勝ってるわけですからね。その辺は明日(判断の理由を審判に、映像撮影は球団に)聞いてみようかなとは思います。

総力戦で勝ちきれず、自力Vの可能性が消滅した。ソフトバンクには優勝マジック「42」が点灯も「全然オッケー。よそはよそ」。まずは目の前の白星だけを目指して戦う。【木下大輔】

▽日本ハム松本剛(今季初の4安打)「いい感じにはなってきていると思います。でもまだしっくりきていない部分も、あることはある。ただ、とにかく結果を出すのが一番なので、そういう意味では結果を出せて良かったと思います」

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