神様が、号砲を鳴らした。0-0の初回2死一塁。ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、広島床田のシンカーを捉えた。

打球は、あっという間にバックスクリーンへ。豪快すぎる先制弾。「しっかり自分のポイントで打つことができました。先制できて良かったです」と、リーグ単独トップの33号2ランでチームに勢いをもたらした。

続く2、3回はともに得点圏に走者を進めながらも、無得点に終わった。4回は3者凡退。どこか停滞した空気が流れる中、そんな雰囲気を変えたのも神様だった。3点リードと変わった5回無死一、二塁。今度は床田の高め146キロ直球を強振し、左中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。神様に導かれるように、山田、丸山和も適時打で続いた。チームは前夜に今季初めてマツダスタジアムで勝利。今季10戦目、そして昨年9月24日以来の同球場での白星だった。その勢いは日付が変わっても、衰えることはなかった。

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