入院していた阪神岡田彰布オーナー付顧問(67)が27日、阪神-巨人6回戦(甲子園)のテレビ中継内で仕事復帰した。テレビ朝日系列の生中継で特別ゲストを務めた。昨年まで阪神の指揮を執った岡田氏は3月28日の開幕戦を解説した直後、体調不良で入院。発表されていた1日と8日の始球式を欠席した。22日に退院したが、体調が心配されていた。

足取りはしっかりとし、表情も明るい。実況ブースでの軽妙かつ的確な語り口も健在だった。好調なチームの現状や新人伊原の投球を称賛。一方で、前日まで2連敗中だった巨人には「ビッグイニングがないでしょ。1点ずつだとあまり勢いがつかない」「なんか流れを変えないとね。負けている時は」など張りのある声で指摘を連発した。

体調不良は最後まで感じさせなかった。9回の同点機で、植田が本塁突入してアウトになった場面。のるかそるかのプレーに「ギャンブル。野手もギャンブル。待っとったらセーフになるからね」と勝負師の血が騒いだように興奮した。最後は「両方とも勝てるチャンスがあったと思う。(得意の)ブルペン勝負になって負けるのは痛いですね」と総括した。存在感は相変わらずだった。

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