大商大がリーグ最長を更新する7連覇を達成。負ければV逸の一戦で勝ち、逆転優勝を飾った。
前日19日に9回103球で完封勝利した鈴木豪太投手(4年=東海大静岡翔洋)が2日連続で先発。1-0の5回に同点に追いつかれたが、勝ち越しは許さず。気温25度を超える夏日の中、9回5安打1失点と気迫の投球で勝利に導いた。
打線も初回に先制点を奪うと、同点の5回からは4イニング連続で得点してリードを広げた。
鈴木は志願して2日連続での先発マウンドだった。「自分が後ろ(中継ぎ)に残るより、万全で投げられる投手が残っていたほうがいいなと思ったので先発でいこうと思いました」と説明。人生初の2日連続の完投で計210球を投じた。優勝の瞬間もマウンドに立ち続け、「安心したというのが一番大きかった。冨山監督さんと7連覇すると約束していましたし、その約束を達成できたのはとてもうれしいです」と笑顔で振り返った。閉会式ではMVPにも選出された。
今春はリーグ戦中の4月22日に、冨山陽一監督(60)が道路運送車両法違反で逮捕され、5月15日に委嘱契約解除が発表。OBの高瀬義和コーチ(60)が指揮を執り、連覇を伸ばした。高瀬コーチは「冨山が作ってきたチームなんでね。それを継続するために僕がいたというだけのことだと思います」と安心した表情。鈴木を先発マウンドに送ることには「目の前の試合を戦うんだというのが冨山の口癖だった。『やってから休め』と。コンデョション的にきついところはあったと思う。冨山の言葉を借りました」と状況を説明した。
大商大は関西6大学連盟代表として全日本大学選手権に出場。初戦は6月9日に城西国際大(千葉県大学リーグ)と対戦する。



