今秋ドラフト候補に挙がる大院大のエドポロ・ケイン外野手(4年=日本航空)がマルチ安打と気を吐いた。
4回2死からチーム初安打となる右中間への二塁打を放つと、6点ビハインドの7回にはバットを折りながらも左翼へと二塁打。いずれも快速を飛ばして二塁打とした。チームは敗れたが、2安打1四球と好調を維持した。
2安打目については、左翼手の前への打球で左翼線寄りに飛び、ベンチから「ストップ」の声が飛んだが、二塁を陥れた。「打った瞬間、二塁にいけるなと思って。スピード落とさずに回ったらレフトがカットに放ったので。1人で放られたら無理だなと思ったけど」と快速を飛ばした。打球判断には「自信ありです。本能のままプレーしています」ときっぱり。得点に結びつけた。
9月6日にプロ志望届を提出して以降は毎試合安打を継続。「ドラフトのことはあんまり考えてない。1打席1打席集中してやっています」と目の前の打席に集中して結果に結びつける。
元近鉄の中村良二監督(57)も「自分のスイングができている。走れるのも彼の魅力。チームを引っ張ろうとしているのはすごく感じますね」と3番に据えて期待を寄せる。昨秋と今春は主将も経験させ、「ポジティブですよね。ミスも少ないけど、周りがミスしても頑張れよと声をかけたり、次と切り替えるタイプの選手なのでチームには必要な選手」と評する。
この日、バックネット裏ではNPB2球団が視察。主将も経験したスラッガーは「勝っている試合は自分が打って勝っている。チームを勝たせる一打を打ち続けたい」と今後を見据えた。



