早大の小宮山悟監督(60)が、明大にリーグ4連覇を阻まれたことについて「(差は)執着心でしょうね」と指摘した。

それを象徴するプレーが、0-04回1死二、三塁の攻撃時に出た。明大のセカンド岡田啓吾内野手(3年)が、右翼前方のファウルゾーンに上がったフライをダイビングキャッチ。スーパープレーで2死三塁とし、すぐさま送球体勢に入った。本塁へストライク投球を投げ込み、タッチアップを狙った走者を刺して先制点を与えなかった。小宮山監督は「岡田があの体勢から振り向きざまにストライクを放ったのは、相当な練習を積んできたんだろうなと思った。完敗を認めます」と並べた。

「最初の東大戦からかみ合わなかった試合が数多くありましたので。連覇よりも重たい3連覇ですから、浮かれるなと言っても浮かれるのはしょうがない。残念ながら思うようにならなかったのはどこかに原因がある。何がいけなかったのかを反省し、3年生以下はそれを生かしてほしい」。

4連覇のチャンスはついえたが、最終週には伝統の早慶戦が待ち受ける。指揮官は「対抗戦ですから、慶応相手にぶざまな姿を見せるわけにはいかない。見違えるような姿で早慶戦に挑みたい」と誓った。