西武の西川愛也外野手(26)にはちょっとした夢がある。27日、都内での「三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式に出席し、初受賞の喜びに浸った。「本当に取りたかった賞なので非常にうれしく思います」と壇上スピーチで感謝した。
1番センターの座を固めた、プロ8年目の今季。同賞の受賞者しか手にできない黄金のグラブがついに、自分のものに。「こんなに光ってたんだ、と思いました」と表情を輝かせた。社交辞令などではなく、本当に憧れていた。だからこう言える。
「常連になって、新庄監督みたいにファンの人にスタンドに投げたりしたいなと思います」
日本ハム新庄監督は現役時代に10度、同賞を獲得し、金色グラブも10個保持。その中の1つを22年シーズン中のセレモニーで応援スタンドに投げ入れたことがある。西川もそのシーンに「スター」を感じていた。
この日は「やっと(プロ)野球選手になれたって感じがわいてますね」と感慨深く話すなど、まだスターの卵。それでも「もっと突き詰めて、レベルの高いプレーを」と志す。
DeNA時代にセンターが本職だった桑原が、FAで来季から西武に加わる。西川は「一緒に戦いたいなという気持ちです」としつつ「実力で示してセンター取れるように頑張ります」と燃える。戦って、もっとうまくなって、晴れの席へ戻る。【金子真仁】



