出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する現役ドラフトが、9日に行われる。午後1時からオンラインによる非公開で開催され、必ず全球団が1人は出て、1人は入る仕組み。当日中に結果のみが発表される見通しだ。
22年オフに始まり、今年で4回目。第1回は大竹(ソフトバンク→阪神)が翌年12勝、細川(DeNA→中日)が翌年24本塁打と新天地でブレーク。オコエ(楽天→巨人)も出場機会を増やした。第2回は、水谷(ソフトバンク→日本ハム)が翌年97試合に出場し、交流戦MVPを獲得。佐々木千(ロッテ→DeNA)は28試合に登板し、防御率1・95で日本シリーズでもマウンドに上がった。第3回は、田中瑛(日本ハム→巨人)が今季62試合に登板し、36ホールドと「勝利の方程式」の一角を担ったほか、2巡目で日本ハム鈴木を指名した広島が、初めて2巡目指名を成立させた。
プロ野球選手会は、さらなる活性化を目指して、明確な基準の作成を求めている。その流れの中で、今回は日本野球機構(NPB)が2巡目の運用規定を明文化。2巡目への参加、不参加の判断をしやすくし、成立の可能性を高める仕組みをつくった。NPB法規室の保科室長は「1件でも多く、1人でも多く成立させたい。12球団それぞれにニーズがある。それがうまく生かせれば」と期待した。



