ベテラン、中堅、若手、助っ人の力が融合し首位を走る。ヤクルトが連勝し12球団最速で貯金10に到達した。最速は池山隆寛監督(60)の現役時代で日本一の97年以来29年ぶり。4月中の到達も同年以来となった。

4回までは両チームともチャンスをつくりつつ無得点。5回表に一振りで試合が決まった。長岡秀樹内野手(24)が四球で2死一塁。続く来日6年目のドミンゴ・サンタナ外野手(33)が甘め148キロ直球を捉えた。右中間への先制の5号2ラン。「追い込まれていたのでコンパクトに打つことができました。風にも乗ってよく飛んでくれました」。直後の裏の守備からベンチに下がり、コンディションの問題で途中交代が続くが3試合連続長打と打撃で貢献している。

先発はプロ13年目の高梨裕稔投手(34)。7回途中まで完全投球をした12日巨人戦から中10日での登板だ。1、2回は走者を置きつつ無失点。3回は3者凡退に抑え4回は2死から満塁のピンチを招いたが持丸を投ゴロで切り抜けた。先制直後の5回裏も2死二塁から小園に左前打を許したが、左翼に入った赤羽由紘内野手(25)の好返球で本塁アウト。5回1/3を6安打1四球無失点で無傷の自身2連勝だ。

「調子は良くはなかったがなんとか粘ることができ、6回も任せてもらい投げ切りたかったけど、荘司がしっかりと抑えてくれたので良かった」

6回1死二塁で降板したが、荘司宏太投手(25)が2奪三振で点を与えなかった。7回は開幕前に支配下昇格の広沢優投手(24)がプロ初のリードが3点以内の場面で登板。3者凡退に抑え、初ホールドを挙げた。

安定感のあるリリーフ陣がリードをたもったままゲームセット。今季ここまで8カードで7カード目の勝ち越しだ。

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