楽天が交流戦開幕から7戦目で待望の初勝利をつかんだ。連敗は「6」でストップ。借金は「12」に減らした。新主将に就任した鈴木大地内野手(36)が代打で執念の同点打。苦しむチームを鼓舞した。

1点を追う8回2死一、二塁。フルカウントから代打鈴木大がDeNA中川虎のフォークに食らいついた。一塁へ執念のヘッドスライディング。同点の適時内野安打となった。「足がもつれちゃったんで、ヘッドスライディングの方が速いと思い、なんとかセーフになってくれという思いでした」。なおも2死一、三塁からはカーソン・マッカスカー外野手(28)が決勝打を左前に運んだ。

9回には鈴木大と同学年でDeNAからFA加入の伊藤光捕手(37)が代打で登場。古巣相手に恩返し弾となる1号ソロをバックスクリーンに決めた。この1発で12球団本塁打も達成。「意識してました。めちゃくちゃもう知ってたんで。移籍決まった時から交流戦でしかないんで、公式戦は狙えたらいいなぐらいだったんすけど。まさかホームランになると思わなかった。とりあえずもう必死だった」と力を込めた。

平良竜哉内野手(27)もこの回にチームトップの8号2ランでリードを広げ、勝利に貢献した。

▼伊藤光が9回に本塁打を放ち、DeNA戦では通算15試合目で初アーチ。現12球団すべてから本塁打を記録した。全球団から本塁打は25年8月17日ビシエド(DeNA)以来プロ野球49人目。伊藤光は通算31号だったが、達成時の通算本塁打数は15年大引(ヤクルト)の32本を抜き、最も少ない本数での達成だった。

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