中日の伊藤茉央投手(25)が好投を続けている。
この日は7回2死満塁の場面で3番手として登板。6回に適時打を放っていた西武桑原をスライダーで空振り三振に仕留め、火消しに成功した。さらに今季初のイニングまたぎとなった8回もマウンドへ。右腕は「気負いすぎてどうにかなるものじゃないので。内野ゴロでもフライでも、三振でもなんでも。形はどうであれこのバッターをアウトに取ろう」と逆転3ランを放ったネビン、渡部、西川の中軸を3者凡退に抑え、テンポよくアウトを重ねた。
前日5日の試合後には、井上一樹監督(54)が吉田聖弥投手(24)とともに「投げたい意欲がある」選手の一人として名前を挙げていた。伊藤は「そうやってコメントしてくださることは自分としてもうれしい」と話し、「『自分が投げたい』と言ったところで投げられる甘い世界ではないので。ポジションは自分で勝ち取っていかないといけないと思うので、期待に応えられるように少しずつ自分のやれることをやっていきたい」と語った。
今季初の回またぎについても、「自分みたいに投げる場所が確定していない選手はそういうところもやっていかないといけない。できるっていうことをアピールしていかないと」と力を込めた。
22年ドラフト4位で楽天に入団し、24年12月の現役ドラフトで中日に移籍。今季は5月13日に初昇格を果たし、ここまで6試合で無失点、無四球と安定した投球を続けている。



