21年ぶり6度目出場の北九州市立大(九州6大学)が2回戦で涙をのんだ。
最後まで粘りを見せた。打線は3回2死二塁で1番・古謝志侑内野手(2年=岡山学芸館)の適時三塁打で先制するも、その裏に2ラン含む4連打4失点で逆転を許した。それでも、1-5の6回には2点を追加。9回には代打田中悠稀内野手(3年=新宮)の右前打などで1死二、三塁の好機をつくるなど、最後まで相手を苦しめた。
今春リーグは21年秋以来、9季ぶり、春は21年ぶりの優勝を果たした。これまでは福岡大や西南学院大などの壁が立ちはだかり、頂点が遠かった。山本浩二監督(47)は「ずっと優勝できなくて、彼らと一緒に暗闇を走っているようで」と、思わず涙があふれた。
長いトンネルを脱し、全員でつかんだ舞台。日本一には届かなかったが、その一瞬一瞬をかみしめた。「ピッチャーを代えれば次のピッチャーが頑張ってくれるし、代打を出せば打ってくれるし、自分の期待にしっかり応えてくれる選手たちでした。それを勝たせることができなくて本当に申し訳ないです」と声を震わせた。



