広島は目を覆いたくなる惨劇だった。「6番右翼」でスタメン出場した野間峻祥外野手(33)のダブルエラーが響いた。1-1で迎えた5回だ。1死一、二塁の場面、佐藤が右前に強烈な打球を放った。これを野間がまさかの後逸。さらに中継への悪送球も重なり、打者走者佐藤までもが生還した。信じられない形での“3ラン”。降雨によるグラウンドコンディションの影響があったとはいえ、痛すぎるミスだった。
野間は試合後もぼう然。「(チームが)いい流れで来ていたので、ああいう形になって申し訳ないです」とうなだれた。新井監督も「相手も同じ条件だから。語るに値しないプレー。使っている私がすべて悪い」と語気を強めた。
スライドで先発した床田は粘ったが、5回、守乱の3失点の後、前川にソロ弾を食らった。8安打6三振5失点(自責2)で降板。不運が重なり、今季3敗目を喫した。
打線は初回に坂倉が先制タイムリーを放った。終盤にモンテロの適時打、ファビアンのソロなどで反撃したものの、届かずに敗戦。6戦連続2ケタ安打としながら、開幕カード(中日戦)以来となる3連勝(1分けを挟む)はお預け。後味の悪い敗戦となった。
▽広島床田(5回8安打5失点で今季3敗目)「粘り切れずという感じです。結局、5点取られているんで。5点も取られたら厳しいです。いつも助けてもらっているので。あそこで僕がカバーできていれば」
▽広島ファビアン(9回、左翼席に6月19日ヤクルト戦以来となる6号ソロ)「練習も一生懸命やっている。いいアプローチができた。結果が出てよかった」



