DeNA筒香嘉智内野手(34)が取得済みだったFA権の今オフ行使について熟考していることが28日、明らかになった。アメリカから横浜に復帰し、24年に結んだ3年契約が今季で最終年を迎えていた。日本シリーズ終了後には「失敗を恐れずチャレンジするということを常に選んできた。これにチャレンジしたいという思うようなことを選ぶと思います」と行使する、しないに関わらず“挑戦”を軸に幅広い選択肢を検討していく模様だ。
挑戦を主眼に置いてきた野球人生だった。19年オフにポスティングシステムで米球界に挑戦。メジャー、マイナー、独立リーグと複数球団を渡り歩いた。24年のNPB復帰でも悩みに悩んだ末「古巣横浜を優勝させる」という挑戦を選択した。
今季序盤にはコンディション不良でファーム調整の時期がありながら、99試合で打率2割6分、2年連続で20本塁打を達成。木村球団社長は「発揮してくれたキャプテンシーは、改めて存在感の大きさを感じた」と慰留に努める方針だが、来季からセ・リーグではDH制が導入される状況も合わせて、FA権行使となれば複数球団の争奪戦となる可能性がありそうだ。
◆日本シリーズが終了し、29日から今季のフリーエージェント(FA)有資格者が権利を行使するための申請期間となる。有資格者は在籍球団に意思を伝えればFA権を行使でき、「FA宣言選手」として11月10日に公示され、翌11日から交渉可能になる。今季の有資格者は計105人(国内36人、海外69人)。広島森下暢仁投手、オリックス宗佑磨内野手、ロッテ小島和哉投手らが新たに国内FA権を取得。昨年オフにポスティング不成立で残留した西武高橋光成投手は新たに海外FA権の条件を満たした。



