オーストラリアが最終戦でチェコを下し、大会初の1次ラウンド突破を果たした。

1回に2番指名打者のアレックス・ホールがセンター方向へ先制のソロ本塁打を放ち、先発マウンドに上がった左腕ジャック・オラフリン(22=元タイガース傘下)も初回の先頭から打者7人連続凡退に抑えるなど見事な立ち上がりだった。

相手先発シュナイダーの好投で2回以降、6回までは得点できずロースコアの接戦が続いたが、今大会で当たっている3番ロビー・グレンディニングが7回先頭で2番手投手ミナリクから左前打を放ち、2死一、二塁で6番ローガン・ウェードが右超え2点適時二塁打で勝ち越し。8回には四球と3連打などでさらに3点を追加した。

試合前にはデービッド・ニルソン監督が「選手たちは、この試合に何がかかっているか知っている。選手たちのプレーを見るのを楽しみにしている」と話していた。

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