WBO女子世界スーパーフライ級王者昼田瑞希(30=三迫)が7度目の防衛に成功した。

エジプト出身の同級10位マイ・ソリマン(28=オーストラリア)の挑戦を受け、3-0(99-91、98-92×2)の判定勝利を収めた。

フィジカルの強いソリマンに対し、スピードと技術で上回った。判定結果を耳にする前から右拳を突き上げ、うれし涙を流しながらベルトを肩にかけた。昼田は「とても驚いている。防衛できてとてもうれしい。パニックになるほど、信じられないしうれしい。感謝しています」などと英語で喜びを表現した。

序盤には手数多く攻めながらも挑戦者の右ストレートを浴びた。フットワークを使いながら出入りの速さで試合の主導権を握った。8回には再び右ストレートを受けるなど猛攻をしのぎ、判定勝利を手にした。アウェーで快勝した昼田は「相手は偉大な選手でパンチ力をあって精神力もあった。ソリマンのチームに感謝します」と敬意を表した。

今後を問われた昼田は「王座を統一して私はスーパースターになりたい。このベルトを永遠に保持しつづける」と意欲。4団体統一女子フライ級統一王者ガブリエラ・フンドラ(米国)とのビッグマッチについても問われ「フンドラ選手、愛しています」と対戦の実現を希望した。

最後には「日本のみなさん、真夜中に眠い中、見てくれてありがとうございました。無事、ベルトを持って帰ります。日本で会いましょう。大好き、アイラブユー!」と日本語でメッセージを送り、笑顔を振りまいた。

同興行は創刊100年以上の歴史がある米老舗専門誌ザ・リングが英プロモート大手マッチルーム社とともに運営。「ギザの栄光」と銘打たれ、ピラミッド前にリングが設置されるという特設リング。メインにはヘビー級世界戦が組まれるという大きな舞台だった。