プロボクシングWBC世界バンタム級王者井上拓真(30=大橋)と同級1位那須川天心(27=帝拳)が9月27日、トヨタアリーナ東京で再戦すると23日、発表された。

昨年11月24日以来の対戦で、前回はWBC同級王座決定戦として開催。井上が判定勝利を飾った。今回は王者井上-挑戦者那須川という立場でのリマッチとなる。「プライムビデオ・ボクシング16大会」のメインイベントとして組まれる。

同日には東京・新宿歌舞伎町のシネシティ広場で両者そろってカード発表会見に臨んだ。ボクシングでは異例となる屋外での公開記者会見として実施。両選手の入場のため、ブルーカーペットが敷かれた。前日からプライムビデオのSNSで観覧募集したこともあり、会場は大勢のファンで埋め尽くされた。日中の気温は38度まで上昇したが、暑さに負けない熱気と大きな歓声に包まれた。

王者井上にとって2度目の防衛戦となる。今年5月、東京ドームで元4階級制覇王者井岡一翔(37=志成)の挑戦を受け、計2度のダウンを奪って判定勝利。4団体統一スーパーバンタム級王者の兄尚弥(33=大橋)と2年ぶり2度目の兄弟同時防衛に成功していた。

那須川戦に備え、すぐにジムワークを再開し、王座奪取に燃える那須川を迎え撃つ準備を進めていた。

一方、那須川は今年4月、WBC世界同級挑戦者決定戦として元2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)と拳を交え、9回終了TKO勝ち。自らの力で挑戦権を得ていた。

その後、千葉・成田市内での走り込み合宿や大阪でのコンディショニング合宿にも取り組むなど、世界再挑戦に向けて着々と調整を続けてきた。