プロボクシング元IBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(38=帝拳)が11月7日、東京・後楽園ホールで韓国フェザー級1位イ・ジェウ(32)との131ポンド契約体重10回戦に臨むことが3日、発表された。所属ジム興行DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol49のセミファイナルに組まれる。今年4月、ロベック・カプロイ(フィリピン)との132ポンド契約体重10回戦以来、約7カ月ぶりのリングとなる。
プロ37戦目で初めて韓国人選手と拳を交える尾川は「去年も4月と11月に試合をしていますが今年も同じ、しっかり温めたいですね。韓国人選手との対戦は初めてですが、実際に対峙(たいじ)しないと分からない部分も多い。イメージとしては気持ちの強い選手だろうと思います」と所属ジムを通じてコメント。カプロイ戦で4戦連続のKO勝ちを逃しており「前回の試合は反省ばかり、力み過ぎました。パンチをたたきつければ倒れるだろうと考えていましたが、あらためて考えさせられました。もっと工夫しないと簡単には人間って倒れないですよね」と自己解説。課題の克服を狙うリングでもある。
22年6月、敵地英国でジョー・コルディナに敗れてから7戦目となる。尾川は「振り返ると、世界戦で負けてしまったけど勝っていけばチャンスは来るだろうと簡単に考えていた部分はありました。勝つことはもちろん大事なんですけど、ただ勝つだけじゃダメだし、こうやってみなさんの期待感が薄れていくのも感じています。まだまだイケると感じてもらえるような試合をしたいと思いますし、冒険しない試合ぶりじゃなくギリギリのところも大事になってくると思います」と気合。世界ランキングでWBO3位に入り、世界も射程圏内に入る。日本男子最年長の世界王座奪取記録を狙う38歳の尾川にとって大事な1戦となる。
なお同興行ではメインで東洋太平洋スーパーフェザー級王者波田大和(29=帝拳)が同級7位の元日本フェザー級王者佐川遼(32=三迫)との5度目防衛戦に臨む。アンダーカードでは日本ミドル級最強挑戦者決定8回戦も組まれ、同級1位荒本一成(26=帝拳)が同級2位黒部竜聖(23=ワールドスポーツ)と拳を交えることも発表された。

