プロボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ(22日、東京・大田区総合体育館)の予備検診が19日、都内のホテルで行われ、王者・山中慎介(32=帝拳)、挑戦者の前WBA同級スーパー王者アンセルモ・モレノ(30=パナマ)はともに異常なしと診断された。
山中は初対面のモレノから差し出された手を、笑みを浮かべて握り返した。にらみ合いも、パフォーマンスもなし。検診後の会見で「やれることはすべてやってきた」と万全の調整ぶりを強調した。自身の“神の左”になぞらえ、モレノが「自分は神の目を持っている」と話したことについては、「当日、どちらが神か分かるんじゃないですか」と貫禄十分に切り返した。モレノは「タフな試合になるだろうが不可能はない。必ず自分が勝利する」と王座奪取に闘志を燃やした。

