WBA世界フライ級王者井岡一翔(27=井岡)が“前哨戦”で圧勝した。3度目防衛戦へ向け、大阪市内で予備検診を受けた。初対面した挑戦者の同級6位キービン・ララ(21=ニカラグア)の前で「すべてにおいて負ける気がしない」「(相手は)12ラウンド立ってられない」と強気な言葉を連発した。
自信の表れだった。いつもの井岡なら、対戦相手の印象を聞かれても「特にない」とクールに対応していたはずだった。だが、今回は違った。童顔で気弱そうなララに対し、闘争心をあおるように挑発した。
体格でも圧倒した。身長で3・4センチ、胸囲で6・6センチ、リーチで2センチなど、ことごとく挑戦者の数値を上回った。大みそかに見据える同級スーパー王者エストラーダとの統一戦へ、通過点になる試合で苦戦はできない。「やってきたことを着実に出せば、必ず勝てる」。有言実行の圧倒劇で、力の違いを見せつける。

