K-1フェザー級世界王者・武尊(25)が11日、4月22日復帰戦のスーパー・ファイトで、ビクトー・サラビア(23=米国)からのKOをファンに約束した。

 武尊はこの日、東京スカイツリータウンで行われた「K-1 WGP 2017」(4月22日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)のファン集会に出演、5カ月半ぶりの試合に向けて早くも戦闘モードを全開にした。

 昨年11月3日、「K-1 WGP 2016」の初代同級王座決定トーナメントで優勝し、史上初の2階級制覇を果たした武尊。準決勝のユン・チー(21=中国)戦で右拳を痛め、全治2カ月と診断されたが、現在は完治し、練習にも気合が入っている。

 武尊は相手のサラビアについて「体つきと攻撃にパワーを感じる」と警戒しながらも、「ダウンを取る動きが僕と同じ。こういうタイプはかみ合う」と打ち合いを歓迎した。そして、「1年間全試合KO勝ちを毎年目標にしているが、有言実行できていない。今年こそ実行したい」と闘志をたぎらせていた。