格闘家の小川直也(49)が、サッカーJ3のYS横浜に新入団のMFジャブラニ・リンジェ(23=マラウイ)にハッスルポーズを伝授した。

 小川は5日、横浜市内のYS横浜事務所で行われた新入団会見で、リンジェ選手への取材に初挑戦した。明大の後輩で、プロレスラーのKENSOこと鈴木健三(43)が共同テレビでプロデューサーを務める関係で、この日の取材が実現。記者席の最前列に陣取り、アフリカ・マラウイから初のJリーガーとなったリンジェに「来日2週間で、YS横浜の練習に参加した印象は?」「日本のサッカー選手で知っている選手は?」など、次々に質問していった。最後には「ボクもプロレスでファンを楽しませるために、ハッスルしている。リンジェ選手もゴールを決めたら、ボクのハッスルポーズをやってください」と、ゴールパフォーマンスにハッスルポーズを約束させた。

 小川は、鈴木がプロデュースし制作中の番組「前へ~明大ラグビー部のキセキ~」(3月31日、BSフジで放送)のナビゲーターにも挑戦している。

 インタビューを終えた小川は「なかなか面白い。取材は言葉のキャッチボールというけど、オレの場合はいかにハッスルに持っていくか。話を聞きながら、ハッスルにたどりついて良かった」と話した。最近は、リングから遠ざかっているが「今は、柔道の方で子ども(雄勢=21=明大3年)のサポートが多い。そちらの方が面白い」と20年東京五輪の柔道日本代表を目指す長男の応援に忙しい様子だった。