WWEスマックダウン女子王座挑戦を控える「無敗の女帝」アスカ(36)が鮮やかな勝利締めで最大の祭典でのベルト奪取に臨む。

 デイナ・ブルック(29)とタッグを組み、ロウ女子王者アレクサ・ブリス(26)、ミッキー・ジェームス(38)組と対戦した。ブリス、ジェームスに集中攻撃を浴びたブルックが孤立し、アスカは勝負を避けられる展開。しかしブレーンバスターで劣勢を打開してブルックからタッチを受けると、アスカが奮闘。ヒップアタック、スライディングキックをジェームスにたたき込んで勢いづくと、最後はアスカロックでタップを奪った。

 週末の8日(日本時間9日)のレッスルマニア34大会(米ニューオーリンズ・メルセデスベンツ・スーパードーム)では、スマックダウン女子王者の「女王」シャーロット・フレアー(31)に挑戦する。既にWWEで240試合以上も無敗を続ける好成績に「これは実力と運命」と振り返るアスカは「WWEに入団してから1度も止まることなく、ノンストップでレッスルマニアまでたどり着いた。しかもベルトをかけてシャーロットとシングル戦で。2度とないシチュエーションで試合ができる選手はいないと思います」と最大の祭典に向けて自信たっぷりだった。