K-1ファイター山崎秀晃(31)が再始動する。6月17日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WGP 2018」のスーパー・ライト級スーパーファイトで、山崎と中沢純(28)の対戦が決まり、K-1実行委員会が7日、都内で発表した。

 山崎は16年3月の同級日本代表決定トーナメントで優勝した。準決勝で現ウエルター級王者の久保優太、決勝で現同級王者の野杁正明を下しての日本一。しかし、翌年4月に満を持して臨んだ当時の王者ゲーオ・ウィラサクレック(タイ)とのタイトルマッチでは、相手フルマークでの判定負けを喫した。

 あれから1年2カ月。ゲーオ戦で悪化した左膝の負傷も癒え、Golden Fist(黄金の拳)山崎が復活ののろしを上げる。「手足の筋肉量はケガの前より増えている。パンチは1発ももらわずにKOする」と中沢をステップとしか考えていない様子。「目標は野杁選手(とのタイトル戦)、12月に大阪でやりたい」と宮田K-1プロデューサーに直訴していた。