元ボクシング世界4団体ミニマム級王者で、アマチュアとして20年東京オリンピック(五輪)出場を目指す高山勝成(34)が7日、大阪市内で練習を公開した。

 アマチュア登録を求め、日本ボクシング連盟(JABF)と日本オリンピック委員会(JOC)を相手に、日本スポーツ仲裁機構へ調停を申請したが、話し合い応諾の回答期限だったこの日、JABFから話し合う意思がないとの回答があった。高山は「東京五輪は憧れだしラストチャンス。決して理不尽なことを求めていない」。今後は話し合いに応じるというJOCを通じ、JABFにアマチュア登録の許可を訴えていく。