IWGPタッグ選手権は“ゴールデンエース”こと棚橋弘至、飯伏幸太組が挑戦者のタイチ、ザック・セイバーJr.組に敗れ、初防衛に失敗した。

棚橋、飯伏は2月に前王者タマ・トンガ、タンガ・ロア組から王座奪取。その直後にタイチ、ザック組の急襲に合い、因縁が勃発していた。コロナによる試合中止明けの6月から始まったニュージャパン杯では、棚橋が1回戦で、飯伏も2回戦でタイチに敗退。そのリベンジも含んだ初防衛戦だった。

合体技ゴールデンブレイドをタイチ、ザックに連続で決めるなど息の合った連係をみせていたが、飯伏がタイチに金属製の武器、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルでKOされ、戦闘不能状態に。残った棚橋が2人のしつこい膝攻めに合い、動けなくなったところで合体技天翔ザックドライバーを決められ、敗れた。

膝がぼろぼろになった棚橋は「こんなところで終われねえ…。もう1回やらせろ」と悔しさをにじませた。