ボクシングのWBOアジアパシフィック・フライ級2位畑中建人(25=畑中)が、同級王座決定戦(12回戦)に挑むことが10日、名古屋市内の所属ジムで発表された。

9月9日に名古屋国際会議場イベントホールで、同級3位の宝珠山(ほうしゅやま)晃(27=三迫)との対戦が決まった。畑中は14勝(10KO)で宝珠山は9勝(4KO)の無敗対決となる。

父で元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長(56)は「(今回の試合に勝っても)世界戦はまだまだと思うが、親子2代(の世界王者)は絶対に達成したい」と意気込みを隠さない。

畑中は「やっと1歩進めるタイトル戦が決まってうれしいです。自分はまだまだ世界のレベルじゃない。しっかり実力をつけたいので、まずは何が何でも(タイトルを)取りたい」と力を込めた。

会見には昨年3月に結婚した美紗代夫人(25)も駆けつけた。今月18日に第1子の女の子が誕生予定。名前は畑中が「メイウェザーからとって」と冗談めかしたが、愛衣(めい)に決めているという。

試合の時は親父になっている。「父親になって初めての試合になる。しっかり勝って世界王者にならないと妻と子、2人を食わせられないですから」。新たに誕生する命を力に、目標の父子2代世界王者に向けた重要な1歩を踏み出す。【実藤健一】