14日、名古屋のIGアリーナで控えるプロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)-WBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)戦の高額転売者から謝罪があったと7日、興行主の大橋ジムが発表した。
「チケット転売サイトを通じて不正転売した人物が、本日、当ジム代理人弁護士との面談でその事実を認め謝罪するとともに、今後同様の行為をしないことなどを約束する書面を提出しました。当ジムが法的手続きを開始したことなどが報じられたことを受け、自ら申し出てきたものです」と報告した。
1万7000席のチケットはすでに完売しているが、大橋秀行会長(60)によると、チケット転売サイトで1万円のチケットが13万円、7万7000円のチケットが32万円という高額での転売が確認されていた。この事態を受け、大橋会長は2日、弁護士に相談したことを認めた上で「すでに動きました。対策はできます」と、法的措置に踏み切ったことを明かしていた。
まだ他にも高額転売を目的としている一部の購入者がジム非公認となるチケット転売サイトで出品していることを確認しているため、大橋ジムは「上記人物の他にも、複数のチケット転売サイトを通じて不正転売に該当し得る行為がなされていることを多数把握しており、引き続き法的手続きを通じ責任追及をしていく予定です」とした。
同興行は井上-アフマダリエフ戦の他、WBO世界バンタム級王者武居由樹(29=大橋)-同級1位クリスチャン・メディナ(25=メキシコ)戦、WBA世界ミニマム級正規王座決定戦となる同級1位高田勇仁(27=ライオンズ)-同級2位松本流星(27=帝拳)戦も組まれるトリプル世界戦となる。今回の一般チケット販売では、開始10分でチケットが売り切れるなどの人気興行となっている。

