ボクシング3大世界戦の前日計量が13日、名古屋市内のIGアリーナで行われ、WBA世界ミニマム級1位の高田勇仁(27=ライオンズ)は同級2位松本流星(27=帝拳)とともに100グラムアンダーの47・5キロで一発クリア。WBO世界同級王座を統一したWBA世界同級王者オスカー・コラーゾ(28=プエルトリコ)がスーパー王者に昇格て空位となった正規王座に向け、気持ちを高めた。
計量を終えた高田は「自分の第2のお母さんである渡辺マネージャーの奥さんがいつも作ってくれる」というリカバリー食のすっぽんスープをすすりながら「楽しむ思いでいこうと思う。自分のタイミングと距離感に持っていきたい」と、プロデビューから10年での世界初挑戦を前に、リラックスした表情で語った。
15年8月のデビューから通算16勝(6KO)8敗3分け。これまでのボクシング人生を「3年間の勝てなかった試合が一番よみがえってくる。やっとここまで来れなっていうのが強い」と感慨深げに振り返り、大一番に懸ける思いを口にした。
所属ジム初の世界王者に向け、周囲の期待は高まるばかり。陣営からの期待への質問には「ジムを背負ってというよりは…」と一度は否定しかけながらも「すごく応援してくれるので、やっぱりプレッシャーはすごいです」と笑顔で訂正。その上で王座獲得が待ち望まれる27歳は「みんなの応援が一番の力になる」とベルトを獲得して喜ばせることを約束した。

