右足首の負傷で先場所途中休場し、十両に転落した人気者の遠藤は9日、堺市北区の追手風部屋で稽古し、新入幕の大翔丸らと15番取って13勝2敗だった。足首をかばい押し込まれる場面もあったが、まわしを取るうまさは健在。「(調子は)いい方だと思います」と手応えを口にした。

 師匠の追手風親方(元幕内大翔山)も「けがも順調に回復し予定通り。(春場所に)出る方向でやっている」と前向きだった。10日朝の稽古後に遠藤と話し合い、出場の可否を決める。