大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は5日、九州場所(12日初日、福岡国際センター)に向けて、先月末に福岡入り後、初の出稽古を行った。

 佐渡ケ嶽部屋で小結琴奨菊と汗を流した後「非常に充実した稽古だった」と、充実感を口にした。6日は二所ノ関一門の連合稽古が行われ、琴奨菊らのほか、一門の力士以外にも横綱鶴竜らが駆け付けると見込まれる。「また明日から体をつくっていきたい」と、1週間後に迫った初日に向けて、気を引き締め直していた。