大相撲の横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)の名古屋場所(8日初日、ドルフィンズアリーナ)休場が5日、決まった。年6場所制となった1958年(昭33)以降の横綱では、先場所まで並んでいた貴乃花を上回り、単独で最長となる8場所連続休場となった。

 横綱審議委員会の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は以下の通りコメントを出した。

 

 体調が回復しつつあると伝えられていたので、休場となったことは残念だが、万全ではないと自ら判断したのだからやむを得ない。ファンの大きな期待に応えたい気持ちとの相克はさぞ苦しいことと思うが、来場所に全てをかけるという本人の決意を尊重したい。