大相撲九州場所(11日初日、福岡国際センター)に向けて、自己最高位の西前頭3枚目となる竜電(27=高田川)が3日、平幕の輝、十両白鷹山とともに福岡・大野城市の田子ノ浦部屋に出稽古を行った。

初顔合わせの可能性が高い横綱稀勢の里(32)の胸を借り、三番稽古を11番。全敗だったものの、立ち合いで3度つっかけてしまうほど気合は十分で、横綱得意の左を容易に許さず、懸命に食い下がった。最後は大関高安(28)にぶつかり稽古でたっぷり絞られた。まげは乱れ、背中には砂がべったり…。

「(稀勢の里には)力いっぱいやるだけでした。もっと自分から攻められたらよかったですが、重くて何もさせてもらえなかった」という。「疲れ果ててしまったんで…」と苦笑いを浮かべ、帰りの車に乗り込んだ。