大相撲九州場所(11日初日、福岡国際センター)に向けて、大関高安(28=田子ノ浦)は5日、福岡県志免町の時津風に出稽古した。出稽古から戻った後、同県大野城市の部屋で報道陣に対応した。前頭正代を相手に23番。同行した関係者によると16勝7敗だったといい、高安は「立ち合いでしっかりと当たるということをしたかった。初日に向けて体調を整えてやるだけ」と冷静に振り返った。

9月の秋場所は11勝4敗だったが、直前の8月の夏巡業は右膝蓋腱炎(けんえん)などで休場していたこともあった。それだけに「(状態は)先場所よりもいい。先場所前は思うように稽古できていなかったから」と、順調に仕上がりつつあると分析している。今場所も10月の秋巡業から続いているが、疲労については「それはケアして、次の日に残さないようにやっていきたい」と、コンディション調整にも余念がない。今後も出稽古などでの調整を視野に入れているが、詳細は未定だという。

また、同部屋の横綱稀勢の里は、部屋でストレッチなどで体をほぐした。多くの時間は若い衆の稽古を見つめ、時にはアドバイスを送っていた。