大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付が発表された25日、東前頭14枚目照強(24=伊勢ケ浜)が新入幕を果たした。この日、大阪市内で行われた会見に出席。10年春場所の初土俵から9年、169センチの小兵は「実感が湧いてきて、うれしい気持ちがこみ上げてきた」と、番付表を手に感慨深く話した。
師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は、新入幕の要因を「やっぱり体。小さいと相撲で体力負けするが、それを補った」と、肉体改造の成果を挙げた。入門時の体重は80キロ台。9年かけて地道に体重を増やし、今では120キロに迫る。照強も「(17歳で幕下に昇進したときは)当たり負けも多かった。今は体も少しずつ大きくなったことが良かった」とうなずいた。
阪神・淡路大震災が起きた1995年1月17日に兵庫県の淡路島で生まれた。幕内でも「被災地のためにもいい相撲を取りたい」と意気込んだ。

