日本相撲協会は22日、平幕の英乃海(32)と新十両の紫雷(30=ともに木瀬部屋)が、違法賭博への関与の疑いがあるとして、来年1月の初場所(9日初日、東京・両国国技館)を休場すると発表した。

代表取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)が明かした。休場は師匠、木瀬親方(元前頭肥後ノ海)の判断で、詳細は調査中とした。

芝田山広報部長によると、木瀬親方から申し出があったのは22日。同広報部長は「これがどういう違法賭博なのか分からない。(違法賭博に関与したのが)2人(英乃海と紫雷)だけなのか分からない。こんなコロナの中でもみんな頑張っているのに、非常に残念であり遺憾」と話した。