三段目は西3枚目の長村(19=木瀬)が、東18枚目の安青錦(あおにしき、19=安治川)を破り、7戦全勝で優勝を飾った。
同部屋の肥後ノ丸もこの日まで全勝だったが、直前の取組で敗れ「優勝決定戦の楽しみもあったんですけど、負けたので自分が勝つしかない」。気合を入れ直した。
序ノ口、序二段から負けなしの20連勝中、稽古でも勝ったことがなかった相手に「相手の中心をついて、一気にいけて良かった。まわしを取られたら負けるんで、突きで弾けて良かった」。得意の突き相撲を迷いなくやりきり、笑みを浮かべた。
23年初場所で初土俵を踏み、先に幕下に出世した同期の若碇や聖富士には「焦りも刺激もあった。置いて行かれるのは悔しかった」。三段目優勝で「追いつけたうれしさがある」と素直に喜んだ。
小学6年で相撲を始めた時から「突き放し一本でやってきました」。目標の力士には「貴景勝関や大栄翔関のように一気に出たい」と言い、「まずは関取。押し相撲を磨いて、横綱を一気に持って行けるようになれれば気持ちいいだろうな」と夢を描いた。

