幕下最下位格付け出しで今場所デビューした火雷(ほのいかづち、22=雷)が勝ち越しを決めた。隠岐の浜(28=八角)を寄り切った。4勝2敗とし「素直にうれしい。自信になります」と喜んだ。
連敗スタートから、連勝を「4」に伸ばした。転機となったのは日体大時代の斎藤一雄監督との電話。恩師の声を聞き「やらなきゃ」と奮い立った。
雷部屋の雰囲気にも支えられた。連敗時も周囲からは「気にする必要はない」と激励。女将の垣添栄美さんからも「何してるの?」と背中を押された。「普通は気を使って『大丈夫』と言ってくれると思うが、『何してるの?』と。逆にありがたかった。言っていただけるのはありがたい。(雷部屋で)本当に良かった」。心身も吹っ切れて、4連勝で勝ち越しを決めた。
今場所は残り1戦。「あと一番ある。次につなげたい」と視線を向けた。

