小結若隆景(31=荒汐)が、25場所ぶり2度目の優勝を果たした。
実は「若隆景(わかたかかげ)」は、発声するとついかんでしまいそうになる。どうすれば、きれいに発声できるのか。実は若隆景自身も名乗るときは少し緊張するのだという。
ABEMA大相撲LIVEで実況を務めた元NHKの吉田賢アナウンサーは「『若』で切るイメージ、切りすぎてはいけませんが、そうするとかみませんよ」とプロが心がけるコツを解説した。
千秋楽は優勝力士への表彰が多数あるため、場内アナウンスを担当する行司は神経を使う。
木村庄三郎(田子ノ浦)は「僕は、苦手なんですよ」と言いつつも、表彰式で何度も「若隆景」をミスなくアナウンス。「『小結 若隆景』と、小結の後にワンテンポ空ける。じゃないと言えないので、それを心がけています」と話した。木村一馬(西岩)は「何もしていません」と言う通り、気にならない様子。式守正一郎は「ゆっくり話せばかみません」とゆっくり話してくれた。
表彰式で国分首都圏杯を授与した国分首都圏株式会社の南博貴氏は、土俵上でスムーズに表彰状を読み上げ「きちんと言えてホッとしました」と胸をなで下ろした。土俵に続く通路では多数の表彰者が控えており、「若隆景は難しい」と多くの人がかまずに言えるかを心配していたという。【佐々木一郎】

