西幕下筆頭の天昇山(22=玉ノ井)が、秋場所で幕下優勝を果たした東幕下筆頭の伊波(26=尾上)を寄り切り、白星発進した。

立ち合いはふわっと当たった。左にずれて上手を取った伊波をつかまえ、自らも左上手を引いた。胸を合わせると、そのまま前に出て寄り切った。「待ったかと思ったけど、勝ててよかった」と振り返った。

秋場所は初日から5連勝。11日目に伊波に敗れ、6勝1敗で終えた。唯一の黒星を喫し、優勝も譲った相手に、今場所は最初の一番で雪辱。「今場所でリベンジしたかった。絶対に勝ってやろうと思っていた」と喜んだ。

それでも、勝ちたい相手に勝てたことと、相撲の内容は別だった。「初日の緊張感はあった。相撲内容も全然ダメ。結果は勝っても相撲で負けた」。新十両を狙える幕下筆頭で迎えた今場所。「周りも強い。気持ち、プレッシャーで負けないように頑張りたい」と、次の一番を見据えた。

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