2023年は全米俳優組合と脚本家組合のWストライキが長期化した影響で多くの映画が公開延期や撮影の中断に追い込まれましたが、ストライキが終結した今年は待望の新作や話題作が公開を控えています。2024年に公開予定の映画ファン必見の注目作を紹介します。
■「デューン 砂の惑星PART2」 3月15日日本公開、3月1日全米公開予定
当初の昨秋公開が延期となっていた、俳優ティモシー・シャラメと女優ゼンデイヤが出演する「DUNE/デューン砂の惑星」(2021)の続編が、いよいよ今春に公開されます。前作に続いて「ブレードランナー2049」(17年)などで知られるドゥニ・ヴィルヌーブ監督がメガホンを取っており、俳優ハビエル・バルデムやジョシュ・ブローリン、女優フローレンス・ピューら豪華キャストが集結しています。
■「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー」 3月29日日米同時公開
オバケ退治を題材にした人気SF映画「ゴーストバスターズ」シリーズ待望の新作「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー」が、3月29日に日米同時公開されることが決まりました。シリーズ第5作目となる本作は、氷結した真夏のニューヨークが舞台。凍りついたニューヨークの夏を取り戻すため、オバケ退治が始まります。
■「ゴジラxコング 新たなる帝国」 4月26日日本公開、3月29日全米公開予定
「ゴジラ」と「キングコング」の2大モンスターによる激闘を描いたハリウッド映画「ゴジラvsコング」(21年)の続編は、「モンスター・ヴァース」シリーズ第5弾。前作に続き女優レベッカ・ホールと俳優ブライアン・タイリー・ヘンリーが出演し、アダム・ウィンガード監督が再びメガホンを取っています。
■「チャレンジャーズ」 4月26日全米公開予定
ゼンデイヤ主演で、プロテニスの世界を題材にした「チャレンジャーズ」は、昨年のヴェネチア国際映画祭でお披露目された後に9月に劇場公開を予定していたものの、ストの影響で宣伝活動ができないことなどから公開が延期になっていました。本作は、選手からコーチに転身した主人公が、夫をチャンピオンに育てようとする姿を描く恋愛コメディで、ゼンデイヤが先日、自身のインスタグラムにポスター画像を投稿して公開日が決まったことを報告したばかり。日本公開は未定です。
■「猿の惑星 キングダム」 5月24日全米公開、初夏日本公開予定
新3部作の完結編「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」(17年)のずっと後の世界が舞台。人間と猿、地球の支配者の劇的な交代劇が起こってから何年も後の世界を描いた本作では、高い知能と言語を得た猿が文明的なコミュニティーを築く一方、人間は日の当たらない場所で暮らしています。新しい暴君的な猿のリーダーが帝国を築く中、一匹の若い猿によって猿と人類の未来を決定づける選択が迫られることになる物語です。
■「マッドマックス:フュリオサ」 5月24日全米公開、2024年日本公開予定
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(15年)で女優シャーリーズ・セロンが演じたフュリオサの新たな物語となる本作は、世界の崩壊から45年後の世界が舞台。前作では丸坊主で挑んだセロンの演技が話題となり、アクション作品としては異例のアカデミー賞作品賞にノミネートされるなど最多10部門で候補入りを果たし、編集賞や美術賞など最多6部門を受賞する高い評価を受けました。本作でセロンからフュリオサ役を引き継いだのは、昨年「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のピーチ姫の吹き替えを担当したことでも知られるアニャ・テイラー=ジョイ。「アベンジャーズ」シリーズのソー役で知られるクリス・ヘムズワースも出演しています。
■「デッドプール3」 7月26日全米公開予定
ライアン・レイノルズ主演のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作「デッドプール3」も、ストの影響で撮影が中断されたことから公開が延期された作品の一つ。当初の予定より2カ月遅れで、7月に公開されることが決まりました。本作では、17年公開の「LOGAN/ローガン」でウルヴァリン役を卒業したヒュー・ジャックマンが同役で復帰することでも話題です。
■「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(原題)」 10月4日全米公開予定
ホアキン・フェニックスがジョーカーを演じて社会現象となった「ジョーカー」(19年)の続編は、前作の公開から5年となる10月4日に全米公開が予定されています。レディー・ガガがハーレイ・クイン役で出演することでも話題で、前作に引き続いてトッド・フィリップス監督がメガホンを取っています。タイトルの「フォリ・ア・ドゥ」は、フランス語で感応精神病を意味することから、ジョーカーの精神科医で、恋に落ちて犯罪パートナーとなるハーレイ・クインとの関係がどのように描かれるのか注目されています。
【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)






