今月からスタートした坂道シリーズの新連載「坂道の火曜日」。今週も乃木坂46齋藤飛鳥(20)のインタビューです。今年夏に結成8周年を迎えるグループの近況や心境の変化を語ります。実は意外なメンバーが気になっているようです。

■インタビュー(下)

乃木坂46は、昨年末に西野七瀬(24)、3月末に衛藤美彩(26)が卒業した一方で、4期生11人が加入した。齋藤は「大きな変化が続いている時期。だからこそ今ある全てにありがとうございますという気持ちでやっていかないと」と気持ちを示すかのように両手を合わせた。「1つ1つのお仕事が貴重な機会。メンバーとも話すようにして、もっと楽しもうと思うようになりました」。

メンバーの卒業は「寂しいですし頑張ってほしい、幸せになってほしいって気持ちも、もちろんあります」というが「多分全員がそういう気持ちだけになっちゃうと、変わっていく乃木坂を受け止めてくれる人がいなくなっちゃう。今はファンの方々も戸惑う面もあると思う」という。「『あの子がいない、この子がいない』ではなくて、私たちが自信を持って『今の我々はこれです!』と思ってドン! って出さないと。誰も見てくれなくなっちゃうかも知れないから」と心境を明かした。

結成当初から試行錯誤しながらも「控えめで清楚(せいそ)」という特長を磨いてきた。「乃木坂らしいと言われているところはちゃんと残っている。新しい要素も加わりながら、大事な部分はいい意味で変わってないと思います」。

最近気になるメンバーは同期の松村沙友理(26)という。「年齢を重ねるたびに、きれいというより、すごくかわいくなっていくんです。それがめっちゃ怖くて」と笑う。「最近またすごくかわいいから、見ちゃう。不思議なんです。本当に人間なのかな? って思っちゃいます(笑い)」。【横山慧】

◆齋藤飛鳥(さいとう・あすか)1998年(平10)8月10日、東京都生まれ。愛称「あしゅ」「あすか」。ファッション誌「sweet」レギュラーモデル。158センチ。血液型O。