今週の「坂道の火曜日」は、日向坂46の丹生明里(18)河田陽菜(17)の2期生コンビが登場です。セカンドシングル「ドレミソラシド」(7月17日発売)で、初めてフロントポジションを務め、センター小坂菜緒(16)の両脇を固めます。シングルやグループ、ファンへの思いなどを、3週にわたって掲載します。

「開花」のポーズを披露する日向坂46丹生明里(左)と河田陽菜(撮影・中島郁夫)
「開花」のポーズを披露する日向坂46丹生明里(左)と河田陽菜(撮影・中島郁夫)

そろって初のフロント入り。緊張の選抜発表を振り返り、丹生は「最初に全員選抜だと聞いて、3列目、2列目と発表が終わって。必然的に自分が1列目だとなった時点で、まさかという感じで、もう頭の中が真っ白でした」と明かし、河田も「どんどん緊張感が増していって、『次呼ばれる、呼ばれる』と。まさか自分がフロントだとは思わなかったので…」と話した。

2人とも「最初は不安でした」というが、先輩や同期から励まされた。河田は「(加藤)史帆さんが『隣だから一緒に頑張ろうね』って言ってくださって。不安で泣いていたら、なっちょさん(潮紗理菜)が『陽菜ちゃんならできるよ』って励ましてくれて、すごくかっこよく立ち去った後ろ姿をよく覚えています」と感謝した。丹生も「私も隣の(齊藤)京子さんが励ましてくれて、近くにいた金村美玖、宮田愛萌さんも『おめでとう』って言ってくれて。井口眞緒さんも『にぶ!! ちゃん!! おめで!! とー!!』って、いつものテンションで」と笑った。

楽曲中のポーズを披露する日向坂46丹生明里(左)と河田陽菜(撮影・中島郁夫)
楽曲中のポーズを披露する日向坂46丹生明里(左)と河田陽菜(撮影・中島郁夫)

ミュージックビデオは、グループカラーの空色をバックにした爽やかな構成。丹生は「前日は緊張で眠れなかったんですけど、お母さんが『ファンの方々も楽しんでる表情が見たいんじゃない』と言われて、吹っ切れました」。河田は「不安が完全になくなることはないですけど、みんな一緒だし、1人だけで背負っているわけでもないし、重圧みたいなものはなくなっていきました」と話した。

日向坂46初の夏シングル。丹生は「乃木坂さんの『ガールズルール』とか欅坂さんの『世界には愛しかない』『危なっかしい計画』みたいに、日向坂の夏といえば! みたいな楽曲になれば」と願う。河田は「歌詞もストレートで日向坂にマッチしている夏曲。ありがたいことに、デビュー曲の『キュン』もたくさんの方に聴いていただけたので、さらに上回る曲にしたいです」と力を込め、丹生も「『キュン』よりもっとたくさんの方の手元に届けられるように頑張ります!」と意気込んだ。【横山慧】(つづく)

「つぼみ」のポーズを披露する日向坂46丹生明里(左)と河田陽菜(撮影・中島郁夫)
「つぼみ」のポーズを披露する日向坂46丹生明里(左)と河田陽菜(撮影・中島郁夫)

◆丹生明里(にぶ・あかり)2001年(平13)2月15日、埼玉県生まれ。17年8月、日向坂46前身のけやき坂46(ひらがなけやき)に2期生として加入。愛称「丹生ちゃん」。156センチ。血液型AB。

◆河田陽菜(かわた・ひな)2001年(平13)7月23日、山口県生まれ。17年8月、日向坂46前身のけやき坂46(ひらがなけやき)に2期生として加入。愛称「ひな」「KAWADAさん」。153センチ。血液型B。

(7月16日付紙面に掲載したものです)